こんにちは。
大橋教室の吉井です 😀

今日は最近読んで面白かった本のご紹介をしたいと思います。
日頃、何かと日常に追われてなかなか読書の時間が取れないので、
もっとまとめて読めたらな~と思いつつ、
ちょこちょこ読み進めたりしています。

 

 

 

 

 

 

 

友人に薦めてもらって読んだのですが、
どちらも大人気の美術史小説のようですね。

「楽園のカンヴァス」
「暗幕のゲルニカ」 

原田マハさんの作品です。

アートをテーマにしたミステリー小説で、
「楽園のカンヴァス」はアンリ・ルソー
「暗幕のゲルニカ」はピカソ
それぞれの絵画が題材になっています。

読んでいると、どこまでがフィクションでどこまでがそうでないのか、
絵画に詳しくない私は正直分からないのですが、
逆に全てが本当の世界なのではという気にさせられてしまい、
どんどん引き込まれていきました。

一つの絵が創作されるまでに、画家本人はもちろんのこと、
それを取り巻く人々の情熱にもただただ圧倒されます。
また時代を経て現代にまで引き継がれているその情熱。

ミステリーなので、現代と過去(当時)が交錯したり、
色々なところに謎が秘めていて、それが少しずつ繋がっていくワクワク感。
さらには、2作品に共通する登場人物が出てきてどこかしら親しみが持てたり、
とっても楽しく読めました!

本当に絵画に詳しくないので、
中に出てくる絵はネットで検索しながら読み進めたのですが、

読み終わったあとは、
本物の絵画をじっくり見てみたいなという気持ちが芽生えました。
そんな影響力たっぷりの素敵な作品だったと思います 🙂

そろそろ梅雨明けも近付いてきましたね。
暑い暑い夏本番!
クーラーのきいた涼しい部屋で読書なんていかがでしょう? 😆 (笑)

次は、飯倉教室にバトンタッチです。先生方よろしくお願いいたします♪